トゥースメディカルホワイトEx VS ビーグレンデンタル【ホームホワイトニング比較】
最近ホワイトニングの情報や新商品を検索している機会が多いのか、あらゆるところで広告を見かけます。
今はビーグレンデンタルホワイトニングを使っていますが、ちょっと気になる商品があったので、今回は両者の特徴や違いを徹底比較してみようと思います。
その気になった製品は「トゥースメディカルホワイトEX」という製品です!
トゥースメディカルホワイトEXの特徴
まず、トゥースメディカルホワイトEXの特徴について調べてみました。
公式サイトはこちらです!
最近ネット広告でもよく見るので、かなり売れているようです。意外かもしれないのですが、売れていない製品は広告費が出ないのでもっと売れません。トゥースメディカルホワイトEXはしょっちゅう広告を見る=かなり支持されているということですね。
2016年3月時点で80万本も売れている製品のようで、大手通販サイトのAmazonや楽天でも取り扱いがあります。
製品としては「Whitening Gel for tooth」と書いてあるので、「ホワイトニングジェル」ということになります。
ホームホワイトニングは大きく分けて4つほどの種類があるのですが、その中のホワイトニングジェルのくくりになります。それ以外の種類についてはこちらの記事を参照してください。
ホワイトニングジェルは効果があるの?
記事の最初のほうで少し核心に迫った部分を少し説明したいと思います。
トゥースメディカルホワイトEXの公式ページを見てみると、「みるみる歯が白くなる!」というメッセージがあるのですが、Amazonや楽天のカスタマーレビューを見ると「まったく効果がありません」というコメントが目立っています。
Amazonレビューにあっては評価が「2.2~3.1(5満点中)」とかなり低く設定されています。
でも、これは購入者が少し勘違いをしてしまって買っているからこのような評価になっていることがわかります。「効果がない」というコメントがある一方で、ある人は「白くなりました!」というコメントをしているのも事実なんです。
その理由はずばり、「一般に言うホワイトニングジェルは歯の汚れ落としを目的とした製品だから!」ということになります。
もし歯の色がもともと白い人がトゥースMDホワイトEXを使った場合、元の色に戻るので「歯の色が白くなりました」といえます。でも、歯のもとの色が黄色っぽい人は「効果がなかった」ということになるということです。そのことは成分を見てみればよくわかります。
トゥースメディカルホワイトEXの有効成分
トゥースメディカルホワイトEXに含まれている、ホワイトニングに関係している成分は次の4つです。
- ウルトラメタリン酸
- ポリリン酸ナトリウム
- ピロリン酸4Na
- フムスエキス
この中で特に「歯を白くするパワーがあります!」という成分が、1つ目のウルトラメタリン酸なのですが、この成分名をネットで検索してもこの成分が含まれている商品が出てくるだけで、医学的な資料が見つからないんです。
それもそのはず。歯医者さんに聞いてもわからない「ウルトラメタリン酸」は、商標(ある会社だけで使っている名称)なので、一部の製品にしか含まれていないものです。
ウルトラメタリン酸の主成分は「メタリン酸ナトリウム」という成分で、この成分については大手ニュースサイトのマイナビに解説が載っていました。
この記事の内容を要約すると、次のようになります。
メタリン酸ナトリウムは食品添加物にも使われている成分で、歯石の沈着防止目的やステイン除去効果の成分として、製品に含まれています。研磨剤のように着色汚れを削って落とすのではないので、歯を傷つけることもなく安全な成分です。
簡単に言うと、歯の汚れ落としには効果がありますよ!ということです。
安全に歯の汚れを落としができる
ということで、トゥースメディカルホワイトEXは安全に歯の着色汚れを落とすことができるということでした。
人によって目的が違うと思いますが、「最近お茶やコーヒーを飲みすぎて、歯が少し黄ばんできた…」というときがあると思います。特に夏の時期は麦茶を飲んでいたりして歯が茶色くなってくることがありますよね。
そういった時に汚れ(ステイン)を落とす目的だと、ホワイトニングジェルは有効ということです。
でも人によっては「今の歯をもっと白くしたい!」という目的があると思います。それだと、ホワイトニングジェルでは歯の内部の象牙質と言われている部分まで白くはできません。
歯医者さんで専門的にやる「ホワイトニング」というものは歯の汚れ落としだけでなく、歯の漂白のことです。「漂白」と聞いてちょっと心配になるかもしれないのですが、アメリカでは安全なものとされているので大衆化しています。
この「漂白」ではなく「汚れ落としによる歯の美白」がトゥースメディカルホワイトEXの主な目的です。
目的が分かったところで、この製品のプラスな点やマイナスな点をまとめていきます。「汚れ落としではなく、歯そのもののを白くしたい」ということでしたら、漂白成分過酸化尿素が入っている「ビーグレンデンタルホワイトニングトライアルセットを買ってみた」をご覧ください。
まだ私はこトゥースメディカルホワイトEXを使っていないのですが、公式ページに書かれていないことをほかのレビューサイトなどでチェックしてきたのでそれを書いてみます。
この記事の反応が良ければ、ToothMDWhiteExを自腹で購入できるので、もし応援していただけるならこの記事をFacebookで「いいね!」かはてなブックマークをよろしくお願いいたします(切実)
悪い点
公式サイトに書かれていないですが、参考になるのが各口コミレビューサイトに書かれている「欠点」です。
トゥースメディカルホワイトEXの、マイナス点をまとめてみました。楽天では584件もレビューが来ているので、ここを見るだけでもずいぶん参考になる点がありました。
- オマケでついてくる専用歯ブラシが微妙
- ジェルの味が長く続かないのが微妙
- 25mlしか入っていなく量が全然足りない
- 14日間全額返金はあるものの、返品の際送料負担が必要なのが微妙
- 白くなるというよりかは汚れ落としという感じ
- 容器が微妙で、中身を出すのが大変。
マイナス点をまとめてみての率直な感想は、返品の送料がこちら負担なのはちょっとリスクが大きいと思いました。ちなみに、Amazonや楽天でも売っていますが、そちらで買うと返金保証はありませんので気を付けてくださいね。公式サイトで買った場合は返金保証付きです。
良い点
- 漂白剤不使用
- 他のホワイトニンググッズより値段が安い
- 5本セットで2本サービスがお得感がある
- 定期購入コースでも、いつでも解約・コース変更が可能
- 歯磨きジェル感覚で使うので、ホワイトニング用に時間を割かなくていい
- 茶シブは取れた
- 研磨剤・発泡剤不使用
- 虫歯や歯周病対策の成分が多数配合
良い点の「漂白剤不使用」というのは、メリットでもありデメリットでもあると思います。
漂白成分が入っていないということは、歯そのものの色を白くはできないということで、歯の外側の汚れ落とししかできないことになります。
例えて言うなら、元から茶色くくすんだコーヒーカップを洗剤だけで洗っても色を落とせるわけではなくて、そういう時には漂白をしてあげることで、白い色にすることができるという具合です。
また、定期コースが最低利用期間がないのもいいですね。気軽に始められると思います。こういった通販限定商品は一見安く買えるように見えて制限があるものが多いですしね^^;(Amazonで購入する場合は、割引ができる定期コースがないことと、14日間の全額返金保証の対象外なので、試してみたい場合は公式サイトで買ったほうが良さそうです。)
楽天やAmazonでの評価
楽天やアマゾンでは、思ったより評価が低いことがわかります。トゥースメディカルホワイトのシリーズとしては、今販売されているものは3代目に当たるようです。
2代目は3代目より評価が悪いのですが、3代目でも「2.2~3.1(5満点中)」という感じです。これは上にも書いているように「ホワイトニング」という言葉をどうとらえるかで、体感できる変化が違うということですね。
トゥースメディカルホワイトの価格やコスパ
トゥースメディカルホワイトEXの価格やランニングコストについてです。
毎日の歯磨き粉をこの商品に変えるのが基本的な使い方です。普段使っているドラッグストアで買える歯磨き粉と比べると、トゥースメディカルホワイトEXはかなり高いと感じると思います。
公式サイトには1日あたり約95円ということなので、コンビニのコーヒー1杯をガマンすればいいという感じですね。
定期販売で買うと、2本で5690円で、1本あたり2845円になります。
この1本は25mlとなっていて、普通の歯磨き粉の5分の1くらいです。*1
こう考えるとかなり少ないので、当然1回分の使用量も変わります。普通に使っていると大体1日2回使って40日使えるということになるようです。
このことから、トゥースメディカルホワイトEXは競合製品と比べると安い気がします。(全額返金保証がついているのも◎ですね)例えば、今自分でも使っていますが、ホワイトニングジェルの中で人気の「ちゅらトゥースホワイトニングジェル」は初回でも3980円/1か月分なので、若干値段が高い設定になっています。
ビーグレンデンタルホワイトニングの特徴
かなり長くなってしまいましたが、今回のテーマのライバル製品のビーグレンデンタルホワイトニングについてさらっと復習してみましょう!
ビーグレンデンタルについてはいくつか過去に記事を書いているので、こちらをチェックしてもらってもいいと思います。
ビーグレンデンタルの一番の特徴は、歯の漂白成分(過酸化尿素)が入っているという点です。
似ているように思える「ホワイトニングジェル」でも、過酸化尿素か過酸化水素が入っているものは本当に歯のもともとの色を白くできるものです。汚れ落としとは違うところですね。
この製品は自分でも使っているので、そのままの点を書いてみますね。
悪い点
- 値段がホームホワイトニング製品の中では高い気がする
- 人によっては痛みがあるかも?(使用時間や頻度による)
- 返品時の送料負担はこちらもち(返品先は静岡県)
良い点
- 歯の色が黄色くても、白くできる
- 日本で一般販売されていない「過酸化カルバミド(尿素)」入り
- 送料無料
- 365日返品可能
楽天やAmazonでの評価
ビーグレンデンタルホワイトニングはドラッグストアで買えませんが、さらに楽天やAmazonなどの通販サイトでも購入できません。
販売は、含まれている成分から「個人輸入」という形をとって、アメリカのビーグレンデンタルから直接送料無料で発送されます。
それで、大手通販サイトでレビューや評価が見られないので心配になるかもしれません。
もし効果が感じられないということであれば、返品ができます。静岡県までの返送料と、銀行振り込みで返金されるので銀行振り込み手数料はこちら負担になります。
トライアルセット1980も無条件返品可なので、お口に合うか試してみることができますね。
ビーグレンデンタルホワイトニングのコスパ
自分で使ってみてわかったのですが、ホワイトニング用ジェルの1本分は7日以上持ちます。
でも、使用説明書に「一度開けたら10日以内でご使用ください」とあったので、1本で10日使うのがよさそうですね。
トライアルセットはもとは7日間(一週間)分ですが、結構容量があるので10日は使えます。
その後の継続セットも4本入りなので40日間使えますね。価格は1本8920円、2本で15840円です。1本約8000円で40日間。1日200円換算です。
トゥースメディカルホワイトEXは1日約90円だったので、価格でいうと2倍違います。
トゥースメディカルホワイトEX=汚れ落とし用ジェル=1日90円
ビーグレンデンタルホワイトニング=漂白用ジェル=1日200円
でも目的が違うので、「汚れ落としメインのジェル」か「漂白用のジェル」という感じで選ぶといいかもしれませんね。
私は漂白はビーグレンデンタル、普段の歯の美白にはちゅらトゥースホワイトニングジェル(トゥースメディカルホワイトEXの類似製品)を使っています。
総合まとめ
Tooth MD White EX(トゥースメディカルホワイトEX)とビーグレンデンタルホワイトニングジェルの徹底比較、いかがでしたでしょうか?
書いている途中で、あまり比較対象にならないなという感じがしてきてしまいました(;´・ω・)
漂白成分が入っているか入っていないかで、効果や目的はまったく違うということが結論ですね!
近いうち、トゥースメディカルホワイトEXとちゅらトゥースホワイトニングジェルの対決も書いてみようと思いました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!お疲れ様でした。
*1:普段ドラッグストアで売っている歯磨き粉の容量は90g~130gくらいです。(クリニカやオーラ2など)